わが家の家庭菜園で育つ、「ささげ」豆の話

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こんにちは。
今日は、私が家庭菜園で大切に育てている「ささげ」豆について、少しお話させてくださいね。

実はこの「ささげ」、ここ3年ほど、自家採種した種からずっと育て続けているんです。最初は親戚のおばさんに種をいただいたんです。毎年、初夏から秋にかけて薄紫の小さなお花を咲かせ、可愛らしいサヤをたくさん実らせてくれます。

その姿を見ていると、まるで「また今年もよろしくね」と微笑んでくれているようで、自然と心が和みます。


「ささげ」ってどんな野菜?

ささげは、いんげん豆の仲間で、正式には「ササゲ(Vigna unguiculata)」というマメ科の植物。細長いサヤが特徴で、「三尺ささげ」などの品種名で聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。

日本では古くから栽培されていて、お赤飯に入れる小豆(あずき)の代わりとして使われることもあります。なぜなら、ささげは煮崩れしにくく、色がしっかり出るので、お祝いごとの料理にもぴったりなんです。


ささげの魅力①|可憐な薄紫の花

ささげを育てていて、私が一番好きな瞬間は、やっぱり花が咲く時期。
小さくてやさしい薄紫の花が、朝日を浴びてそっと開く姿は、本当に美しいんです。

大げさかもしれませんが、畑が一瞬だけ小さな花畑に変わるような感覚になります。
「豆の花って、こんなに可愛いのね」と感動されたご近所さんもいました。


ささげの魅力②|丈夫で育てやすい

ささげは、とても丈夫な野菜。特に夏の暑さに強く、病害虫もあまり気にせず育てられるのがありがたいところです。

育て方のポイントをまとめてみますね:

  • 植え付け時期: 4月下旬〜6月ごろ(気温が安定してから)
  • 発芽温度: 20〜30℃
  • 日当たり: できるだけ日当たりのよい場所を好みます
  • 土づくり: 水はけがよく、ふかふかの土が好き
  • 支柱: ツルがよく伸びるので、支柱やネットは早めに立ててあげましょう
  • 水やり: 乾燥には強いですが、発芽後は土が極端に乾かないよう注意

わが家では、毎年ゴールデンウィーク明けくらいに種をまいて、7月頃には可愛い花が咲き始めます。8月にはサヤがどんどん伸びて、収穫の楽しみが始まります。


ささげの魅力③|栄養もたっぷり

ささげは、見た目だけでなく栄養価も優秀な野菜なんです。

主な栄養素はこちら:

  • たんぱく質: 筋肉や身体を作るもと
  • 食物繊維: 腸内環境を整えてくれる
  • カリウム: むくみ予防や高血圧対策に
  • ビタミンB群: 疲労回復や代謝アップに

また、煮物や炒め物、天ぷらなど、和風から中華まで幅広く使えるのも嬉しいところですね。私はごま油でサッと炒めて、塩とおかかをふりかけたシンプルな食べ方が大好きです。


毎年つながる「命のリレー」|種の取り方

種をつなげる楽しみも、ささげならではの醍醐味です。

収穫の終盤には、あえていくつかのサヤを残しておいて、完熟させておきます。茶色くカラカラに乾いたら、中の豆を取り出して、新聞紙などで包んで涼しい場所に保存。

次の春、それをまた土にまいてあげると……ちゃんと芽を出してくれるんです。

この“命のリレー”がとても尊くて、家庭菜園の魅力を改めて感じさせてくれます。


まとめ|自然のやさしさに触れる時間

ささげは、華やかさはないけれど、そっと寄り添ってくれるような、やさしい野菜。
丈夫で育てやすく、毎年種をつないで、命の営みを感じられる……そんな大切な存在です。

もし家庭菜園で「何か育ててみたいな」と思っている方がいたら、ぜひ一度、ささげを育ててみてください。きっと、可愛い花やおいしい実とともに、心まで満たしてくれるはずですよ。


ここまで読んでくださって、ありがとうございました🌿
また次回、畑の小さなお話をお届けしますね。