こんにちは。たどり着いて下さりありがとうございます。
簡単家庭料理実践家(調理師)×ハーブコーディネーターのwamisun(笑美さん)です。
朝から蝉の声が元気に響くこの季節、ふと「この暑さ、何かに使えないのかなぁ?」と思い立ち、ベランダで干しシイタケを作ってみることにしました。
普段は生のままお味噌汁や炒め物に使っていたシイタケ。スーパーでまとめて安く買ったのはいいけれど、少し余ってしまって…。そんなとき、昔母が干していたのを思い出したのです。
キッチンペーパーとタッパーで簡単スタート
準備はとても簡単でした。
浅めのタッパーにキッチンペーパーを敷いて、生のシイタケを並べるだけ。風通しのいいベランダにそっと置いておきました。

干し始めたのは午前10時ごろ。お日様がしっかり当たる時間帯にしてみました。気温はおそらく35度を超えていたと思います。驚いたことに、午後2時にはもうカリカリに。これには思わず「えっ、もう!?」と声が出てしまいました。
念のため、夕方には室内に取り込み、翌日も同じように2~3時間干して完成。初めてにしてはなかなかの出来栄えで、乾いたシイタケの香りがなんとも言えず良くて、ちょっぴり誇らしい気持ちになりました。
干しシイタケの栄養と驚きのパワー
干すことでシイタケの栄養価はぐんとアップするってご存じでしたか?
とくに「ビタミンD」が豊富になるのがポイント。
紫外線に当たることで、もともと含まれている「エルゴステロール」という成分がビタミンDに変わるそうなんです。
ビタミンDは、カルシウムの吸収を助けてくれるので、骨粗しょう症が気になる世代の私たちにとって、とてもありがたい栄養素ですよね。さらに、免疫力を高める作用もあるとか。
また、干すことで旨味成分の「グアニル酸」が増えるので、お出汁としてもとても優秀になります。お味噌汁や煮物に使うと、深みのある味に仕上がって、ついつい「もう一杯」となってしまいます。
干すって、実はとても贅沢な保存法
冷蔵庫に入れっぱなしにして、気づけば黒ずんでしまっていた…なんて経験、ありませんか?
干しておけば保存期間もぐんと延びて、いつでも使いたいときにすぐ戻して調理できるのも魅力のひとつ。
しかも、干し野菜は火の通りが早く、水で戻す時間も意外と短くて済むんです。忙しい夕方の台所で「あれがあるから助かった」と思える、ちょっとした“台所の知恵袋”のような存在になってくれそうです。
他の野菜にもチャレンジしてみたい
今回のシイタケがあまりにも簡単だったので、他の野菜も試してみたくなりました。
たとえば、なすやピーマン、にんじん、大根、オクラ…。薄切りにして干すだけで、味も栄養も凝縮されるとか。なかには、甘みが増してまるでおやつのようになる野菜もあるそうです。
私は特に、大根の皮やにんじんの端っこなど、普段なら捨ててしまいがちな部分を活用できたらいいなと思っています。無駄なく使い切れるというだけで、気持ちもスッとしますし、「私ってちょっとエコかも」なんて!感じで!
暮らしの中に、自然のリズムを
便利な冷凍食品やインスタントもありがたいけれど、こうして自然の力を借りて手間をかける暮らしも、悪くないなと思えた夏の日の午後。
暑さを恨むばかりじゃなく、「あら、この暑さ、干し野菜に使えるじゃない」と発想を変えることで、少し暮らしが豊かになったような気がしました。
シイタケひとつで、こんなにも楽しめるなんて。
小学生のお子さんがいたら子どもたちにも手伝ってもらって、夏休みの自由研究にしてもいいかもしれませんね。
おわりに
手間を楽しむという楽しみ方も50代からはよいのかなぁと思いました。
干しシイタケから始まったこの小さな実験が、私にとっては新しい生活の楽しみ方になりました。
食に興味がある方なら
あなたもぜひ、今年の夏はベランダで「干し野菜生活」始めてみませんか?
お読みいただいてありがとうございます。

