梅干しを手作りする楽しみ

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自家製梅干し写真

自家製梅干しのある暮らし

こんにちは。簡単家庭料理実践家(調理師)×ハーブコーディネーターのwamisunです。
夏も本番、陽ざしがじりじりと照りつけてきますね。今年は特に暑くて、毎日洗濯物が早く乾きます。

そんな中、ふと思い立って、今年は梅干しを漬けることにしました。
毎年必ず…というわけではなくて、気が向いた年だけの“ゆるい手仕事”です。でもそれが私にとってちょうど良く、無理なく楽しめるペース。

手作りは「食べる」より「作る」時間が好き

梅干しって、実は一年で食べきることってあまりありません。
それでも私が作りたくなるのは、「手をかける時間」が好きだから。

南高梅を丁寧に洗って、ヘタを取り、塩をまぶして、少しずつ梅酢が上がってくるのを待つ日々。その変化を見るのが楽しみなんです。

去年は小梅を漬けましたが、今年はスーパーで見つけた立派な大粒の南高梅を2キロ購入。
ぷっくりとした梅を手に取ると、それだけでうれしくなってしまいます。

今年は異例の「一日干し」

通常は、梅雨明けの土用の頃に3日間干すのが定番ですが、今年は異常な暑さ。
なんとベランダで1日干しただけで、ちょうど良い仕上がりになりました。

皮はしっとり、中はやわらかく、酸味と塩分のバランスもばっちり。
自分で漬けた梅干しをひと粒つまむ瞬間は、なんとも言えずうれしいものです。

赤しそで作る、ふりかけも楽しみのひとつ

梅干し作りに欠かせないのが、赤しそ。

漬け込んだ後の赤しその一部は、干してからミルサーで細かくして、赤しそのふりかけ、何年も前の離乳食の空き瓶がありそれに入れました!にしています。これがまた、ごはんにぴったり。

赤しそにはβカロテンやポリフェノールなど抗酸化成分が豊富で、夏バテ予防や美肌効果も期待できるとか。

自然のものの力って、昔ながらの知恵って、やっぱりすごいですね。

梅干しの栄養と効能

梅干しの主な成分であるクエン酸には、疲労回復や胃腸を整える働きがあります。
また、カルシウムや鉄分、ビタミンEなどのミネラルも含まれています。

夏は汗でミネラルが失われやすいので、毎日の食卓に1粒の梅干しがあるだけで、体がちょっと元気になれる気がします。

おにぎりに入れたり、刻んでうどんにのせたり、煮物に使ったりと、アレンジもたくさん楽しめますよ。

簡単!私の梅干しの漬け方

「作ってみたいな」と思われた方のために、ざっくりとした手順をご紹介します。

材料(2kg分)

  • 南高梅:2kg
  • 粗塩:300~400g(梅の15〜20%程度)
  • 赤しそ:300〜400g
  • 焼酎(容器の消毒用):少量

作り方

  1. 梅をやさしく洗い、ヘタを取り、一晩水に浸けてアク抜きします。
  2. 水気をよく拭き、焼酎で消毒した容器に塩と交互に梅を重ねて入れます。
  3. 重石をして、涼しい場所で保管。数日で梅酢が上がってきます。
  4. 赤しそは塩もみしてアク抜きし、梅酢を加えてから梅と一緒に漬け込みます。
  5. 土用の晴天が続く日に、天日で3日間(今年は1日でもOK)干します。
  6. 保存容器に移して冷暗所で保管。1か月ほどで食べられます。

※注意:塩分を控えすぎるとカビの原因になります。初心者の方は塩分15%以上がおすすめ。

おわりに

こうして手をかけてできた梅干しは、私にとっては“味”だけでなく“記憶”のひとつでもあります。

ベランダで干した日差しのまぶしさ、梅の香りに包まれたキッチンの空気…。どれもが宝物のような時間。

気が向いた年だけでも、こうして季節の手仕事を残していける暮らしを、私は大切にしています。
来年もまた、梅の香りに心を動かされる日が来るといいなと思いながら。

最後までお読みいただきありがとうございました。