冬瓜と鶏肉のほっこり煮物|おばあちゃんを思い出す優しい味

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おばあちゃんの味を思い出す冬瓜と鶏肉の煮物

こんにちは。
まだまだ暑い日が続いていますね。こんな季節は、冷たくしてもおいしい「冬瓜と鶏肉の煮物」が食卓にぴったりです。

この料理を作ると、私は子どものころのある日のことをふっと思い出します。
縁側で祖母と並んで座り、風鈴の音を聞きながら、なぞなぞを出してくれたあの時間——。

「畑で白いおしろいでお化粧しているお野菜なあに?」
そう聞かれて、「とうがん!」と答えると、
「そうだよ〜、よく知ってるねぇ」とにっこり笑って頭をなでてくれた祖母。

あの時見ていた冬瓜は、うっすら白い産毛に包まれていて、まるで雪をかぶったような不思議な野菜でした。
今の冬瓜はつるっとした緑色が多いけれど、あの頃の白っぽい表面が、なんだか懐かしくて、夏になるたびに祖母との思い出が心を温めてくれるのです。

今日はそんな優しい気持ちになれる、シンプルでおいしい「冬瓜と鶏肉の煮物」の作り方をご紹介しますね。


🍽 材料(2~3人分)

  • 冬瓜 …… 1/4個(500g程度)
  • 鶏もも肉 …… 1枚(250〜300g)
  • 和風だし …… 400ml(だしの素を使ってもOK)
  • 醤油 …… 大さじ2
  • みりん …… 大さじ2
  • 山椒 …… 少々(お好みで)

写真は加工してなくて、緑ものせてないですが、美味しいですよ!おねぎの小口切りのせても良いかと思います!

👩‍🍳 作り方

  1. 冬瓜の下ごしらえ
     冬瓜は皮をむいて中の種とワタを取り除き、一口大に切ります。
     皮が固めなので、ピーラーより包丁のほうが扱いやすいかもしれませんね。
  2. 鶏肉を切る
     鶏もも肉も同じくらいの大きさに切ります。余分な脂は取り除くと、あっさりと仕上がりますよ。
  3. 煮込む
     鍋にお湯を沸騰させ、冬瓜と鶏肉を入れ、中火で5〜6分ほど煮ます。
     アクが出たら取り除きましょう。
  4. 調味料を加える
     和風だしを加え、醤油とみりんで味を調えたら、さらに10〜15分ほど煮込みます。
     冬瓜が透明感を帯びて、箸がすっと通るようになったら完成です。
  5. 仕上げに山椒を
     器に盛り、お好みで粉山椒をパラリ。
     この香りがまた、なんとも上品で、大人の味になります。

❄ 冷やしてもおいしい煮物です

この煮物、出来立てももちろんおいしいのですが、粗熱が取れたあと冷蔵庫で冷やしてから食べるのもおすすめです。
夏バテ気味の日には、冷たいまま食べても体にやさしく、冬瓜のとろっとした食感がなんともいえません。

前日に作っておけば、翌日の夕飯に“作り置きおかず”としても重宝しますよ。

出汁は和風だしの素でもよいし、鰹節とかこぶでとってもどちらでもよいかと思います!


🥒 冬瓜の栄養と効能

ところで、冬瓜って“冬”という字がついているのに、夏が旬の野菜だというのはご存じですか?
不思議な名前ですよね。

実は、冬瓜は保存がきくため「冬まで持つ瓜」という意味で、こう名付けられたんだそうです。

● 冬瓜の主な栄養素

  • カリウム:体内の余分な塩分を排出し、むくみや高血圧の予防に。
  • ビタミンC:お肌にうれしい美肌成分。免疫力の向上にも。
  • 食物繊維:腸の働きを助け、便秘の解消に。

何よりカロリーがとても低いので、ダイエット中の方や、あっさりしたものが食べたい時にはぴったりの食材です。

水分をたっぷり含んでいるので、体の中から涼をとる「食べる涼感」として、昔から重宝されてきました。


🌸 おわりに:やさしい味で、心も体もほっこり

煮物って、ちょっと手間がかかるように見えて、実は切って煮るだけの簡単料理。
忙しい毎日でも、火にかけている間に他の家事ができるのも嬉しいですよね。

今回ご紹介した「冬瓜と鶏肉の煮物」は、そんな煮物の中でも特にやさしい味わいで、食べる人の心をふっと緩めてくれます。

おばあちゃんのぬくもりを思い出しながら、今年もまたこの煮物を作りました。
みなさんの食卓にも、そんな優しいひと皿が届きますように。

ぜひ、今晩のおかずや作り置きにいかがですか?


お読みいただいてありがとうございます(^^。